都会のど真ん中、神田小川町の「キッチンカロリー」で心もお腹も大満足
明治大学、日本大学のある古書の町、神保町に昔からある洋食屋さん「キッチンカロリー」(東京都千代田区神田小川町3-10)をご紹介します。
キッチンカロリーを知ったきっかけ
私はこの明大の、今はない定時制の学生でしたので、すぐ近所にあるこのお店にはもっぱら夜お邪魔していました。
社会人になってからは逆にランチで利用するようになったのですが、いずれにしても千円札でお釣りが来る気軽さは変わりません。
「カロリー」という名前、そして大半のメニューが、パエリア鍋という取手つきの円形鉄板で提供されることから、
知らない方はとんでもなく豪快な大食い御用達の店なのか?としり込みするかもしれません。
が、別にそんな事はなく、食べたい人はどうぞ、というサービスがあるだけなので女性でも安心です。
キッチンカロリーのおすすめは、「カロリー焼き」
その店名を冠した「カロリー焼き(700円、ダブル+190円)」は、牛しょうが焼きと付け合せのスパゲッティというシンプルなもので、昔よりそのスパゲッティの割合が若干多くなったような気がします。
味付けはしょうゆベースで見た目以上にけっこうあっさり味です。
さらにライス(ある程度までなら大盛が無料)を合わせる人も多く、この店の「カロリー」は肉、脂類よりも炭水化物が主役といえます。
+200円でエビフライ、+100円でチキンカツ、など組み合わせのマトリクスが多いので、カロリー焼き単体ではなく、これらのトッピングを追加するべきです。
カロリー焼きだけだと若干物足りないバランスを、フライがうまく補ってくれますので、炭水化物(ライス)に炭水化物(スパゲッティ)を足すのに抵抗を感じる方でも大丈夫です。
キッチンカロリー、気軽におなか一杯になれるお店
ランチは極力お金をかけないようにしているので、こうした気軽におなか一杯になれるお店は学生街には最低一軒は必要ですね。
コンソメスープではなく豚汁が付いてくる場合もあり、特に冬は嬉しいサービスです。
大体ひっきりなしに周辺のサラリーマン、学生が来店し、行列店ではないものの必ず席が確保できるとはいえません。
最近では御茶ノ水駅の隣に支店があるようなので、一方がだめならもう一方を狙ってみましょう。