湯葉や豆腐が美味しいレストラン「梅の花」

季節季節で美味しいものを提供してくれる飲食店ですが、私が思う限り美味しいと思える店はそうそうありません。

ファミレスなどは出来合いのものを、パック詰めしてチェーン店に拡散するので、安定的な味だと思います。

しかしながら、そのほとんどが、味の素のようなアミノ酸をベースとした化学調味料で構成されているので、はっきり言って美味しくない。

酷いところでは、私が作るものより不味いものを出して、高いお金を取るところがあります。

湯葉、豆腐を売りにした、風変わりな和風レストラン「梅の花」

そんな中で、湯葉、豆腐を売りにした、風変わりな和風レストランが出来たので、どうせ大したことは無いと思いつつも、通りすがりに行ってみました。

しかしながら、そこは今までの外食とは違ってました。

ランチとして出される懐石料理は、メニューで選択するシチュエーションを大事にしているとともに、季節のおいしさを手間をかけて作っている感が非常にありました。

どういうところが違うのかというと、明らかに味の濃さが違います。

外食産業は、味を濃くして、全体的バランスを重要視するより、調味料の味でごまかすといった感じが主流ですが、ここのお店は、その季節季節の美味しいものの特徴を引き出す調理にあります。

それ故に、だしを効かせた調理法であり、素材のうまみと見ての楽しさを加えた、非常に手間のかかる方法を取っています。

ここは、料理人のプライドが許さないといった感じが伝わってきます。

その店舗は、全国チェーン店ではありますが、梅の花という店です。

私自身お気に入りで、知ってから今までに、20回以上は、色々なシチュエーションで利用させて頂いてます。

私が個人的に好きなのは、風待ち草3,240円

特に、今の年末という季節であれば、忘年会シーズンでもあり、接待もありなのでしょうけれど、既に年末を見据えての正月用持ち帰り用おせちの先取り予約もしています。

今の季節で言うなれば、松茸と来るのでしょうが、そこもきっちり松茸メニューも揃っています。

私が個人的に好きなのは、今の季節なら風待ち草3,240円です。

理由としては、和食でありながら、和食だけではちょっと物足りなさを補う、和牛の焼き肉がついていることです。

その他にも、名物とうふしゅうまいや、生麩田楽、湯葉揚げも外せない一品です。

こんなに、湯葉や豆腐が美味しかったと、印象付けられた店は今までありませんでした。

後から知ったのですが、会社の理念そのままに、社員にも教育が行き届いているというのが、正直感じたことです。